Information

7月26日(金)より開催【無印良品 銀座|ATELIER MUJI GINZA】『長く生きる。 “DNA”を繋ぐ50脚の椅子 ―永井敬二コレクションより―』展

15
7月

ATELIER MUJI GINZA Gallery1では、本年7月26日(金)〜11月24日(日)まで、『長く生きる。 “DNA”を繋ぐ50脚の椅子 ―永井敬二コレクションより―』展を開催いたします。

ATELIER MUJI GINZA Gallery1、 第2回「栗の木プロジェクト」のテーマは、「長く生きる。」。
ロングライフデザインを個別に紹介するにとどまらず、モダンデザインの原点となったロングライフテクノロジーを長い時間軸で見つめ直す試みです。

ものがたりの始まりは、曲木技術によって量産の礎を築いた「トーネット」社の1859年モデル「No14」。
ムダを削ぎ落とした構造とデザイン、そしてノックダウン式によって輸送コストもミニマムに抑えた革新的チェアです。今年は、「トーネット」社創設から200年、「No14」誕生から160年を迎え、まさにロングライフデザインについて考える節目の年でもあります。
19世紀後半より曲木家具の工場は、国境を越え原材料であるブナが生育する地域へと広がり、多数のバリエーションを生み出しながら椅子を生産していきました。
そして1920年代に「トーネット」社は「バウハウス」との連携によって、マルセル・ブロイヤー、ミース・ファン・デル・ローエらが考案したスティールパイプを曲げた椅子と、曲木に次ぐもう一つの構造革命となるカンティレバー(片持ち構造)チェアの生産にも与します。二つの曲げの技術は世界的に広まり、日本でもそれらの技術を応用した、独自の椅子の数々が生み出されました。

本展では、椅子が一つの生命体であるとイメージし、「No14」を含む全50脚の“DNA”ネットワークの広がりの視覚化を試みます。
曲げの技術の展開を注意深く観察することで、デザインのアーキタイプ(原型)とバリエーション、またリミックスと逸脱とも呼べるものが見えてきます。脈々と続く椅子のネットワークが読めてくると、現代のデザインの見え方も変わってくるのではないでしょうか。消費されない、長く生き続ける「もの」の秘密について皆さんとともに考える機会を持てれば幸いです。

-『栗の木プロジェクト』とは
「栗の木プロジェクト」は、イタリアのデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリ(1932〜)が無印良品に語ったある話から生まれました。
『かつてデザインは、平等の名のもとに優れたスタンダードを生み出す役割を担ってきた。しかし高度成長を経て、目先の商品を大量に売るための手段に成り下がった。私は今、デザイナーであることを恥じている。
これから提案するのは、目先の経済ではなく、栗の木を植えその木が成長し、やがては人々がその実を味わい、木陰で憩えるような、長い目で未来へと持続するプロジェクトだ。企業はそうした視点を持つべきではないか』
私たちはこれに賛同し、ATELIER MUJI GINZAで、マーリの哲学を皆さんと共有し、展示とイベントを通じて「栗の木プロジェクト」を育てていきたいと考えています。

- 展示品について
Gallery 1の展示品はインテリアデザイナー永井敬二が50年にわたり自分自身の目と手と足で世界中から集めた戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションの一部をお借りしています。

永井氏は1948年、佐賀県唐津市生まれ。1982年に自身のスタジオ<ケイアンドデザインアソシエイツ>を設立。国内外の文化交流に貢献し、デンマーク王国より「Furniture Prize」を受賞しました。Gallery 1では、永井氏のコレクションをお借りしながら展覧会を開催してまいります。

https://www.muji.com/jp/ateliermuji/exhibition/g1_190726/

『長く生きる。 “DNA”を繋ぐ50脚の椅子 ―永井敬二コレクションより―』展
会期|2019年7月26日(金)〜11月24日(日)※店舗休館の場合は、それに準じます。
時間|10:00-21:00
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1(入場無料)
主催|無印良品
企画協力|永井敬二(インテリアデザイナー)
グラフィックデザイン|東川裕子
写真|知識たかし
施工|HIGURE 17-15 cas
企画・運営|株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当・無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA
所在地|〒 104-0061 東京都中央区銀座 3-3-5無印良品 銀座6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1

ページの先頭へ