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デザイナーとの協働で、新たな事業領域を切り開く 2021年度東京ビジネスデザインアワード企業からのテーマ募集開始

6
5月

開始から10年を迎える東京発・中小企業×デザイナーによる新ビジネス創造型のデザインコンペティション、独自の技術・素材を持つ都内中小企業からの参加応募を受け付け中


東京都内の中小製造業活性化策として東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美所在地:東京都港区)が企画・運営を行う東京ビジネスデザインアワードは、本年度のアワードの「テーマ」となる、都内中小企業が持つ独自の「技術」「素材」などの募集を4月14日(水)〜6月25日(金)に募集します。
本年で10回目となる東京ビジネスデザインアワードは、企業から募集した「テーマ」を活用した新規用途開発やビジネス全体のデザイン提案をデザイナーから募る、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションです。2012年の開始以来、総企業テーマ数は約105件、デザイナーからの提案数は延べ1300件、マッチングから20件以上の実現化、協働事例が生まれています。
募集した「テーマ」は、デザイナー、バイヤー、弁理士など専門家で構成される審査委員会による審査を経て10件程度に選定されます。その後、「テーマ」として選定された企業の「技術」「素材」などに対してデザイナーより提案を募り、企業の「テーマ」とデザイナーの提案のマッチング成立後は、実現化に向けての協働がスタート、プレゼンテーション方式の最終審査を経て、最優秀賞・優秀賞を決定します。「テーマ」に選定された企業に対しては、アワード終了後も1年間継続して審査委員と事務局が知財戦略などのアドバイスなどを提供し、事業提案の実現を通じた中小企業のものづくり、新規事業の実現をサポートしていきます。

2020年度 最優秀賞

【本アワードの特徴】(参加企業のメリット)

・都内ものづくり中小企業の技術・素材をテーマに、資源活用やブランド構築に向けたプロセスをデザイナーが商品単体ではなく事業全体を提案。自社ブランド立ち上げや既存事業の価値向上を図ることができる。
・経営者とデザイナーが密に協働することで企業の経営積み上げられる。
・経済産業省、特許庁より発表された「デザイン経営宣言」をはじめとしたデザインを経営に取り入れる動き、ノウハウを学ぶことができる。
・アワード終了後も1年間、専門家からのアドバイスを中心に、商品化、事業化および販売促進を支援。
・商品化・事業化事例は20件を超え、国内外で60万件以上を売り上げる大ヒット商品も誕生。


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【2020年度アワード結果概要】
企業テーマ数:9件
デザイナー提案数:170件(初年度以来2番目に多い提案数)
マッチング(テーマ賞):7件
最優秀賞:
■企業からのテーマ
42億色を鮮やかに表現する「オンデマンド印刷技術」/株式会社千葉印刷(渋谷区)
■デザイナーからの提案
オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト/井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio)
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・参加企業の声
[応募技術(テーマ):精油の魅力を引き出すアロマブレンド技術](2018年度)
[ビジネス化事例:エッセンシャルオイルと塗料を混ぜ合わせた新しい絵の具ブランド・香の具]
当社の持つ技術を生かし、身近に感じてもらえるような商品を作りたいと考えていた中で本アワードを知り、何か新しいことができるのではという直感で参加しました。“香りのブレンド技術を生かした商品”といった大まかなテーマを出したところ、デザイナーから“絵を塗りながら香りを楽しみ、色を混ぜるように新しい香りを生み出せる絵の具”というアイデアの提案をいただきました。ユニークな発想を持つデザイナーとの出会いによってメーカーの強みを最大限に引き出し、世の中に無かった新しい商品を生み出すことができたと実感しています。

[GRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)株式会社代表取締役社長藤井省吾氏]
[応募技術(テーマ):あらゆる仕様をユーザーが選べるノート設計システム](2019年度)
[ビジネス化事例:文具史上初のリングレス・ルーズリーフバインダー・Slide Note ]
中小企業がビジネスにおいてデザインの必要性を感じたときに、デザインをサポートしてくれるパートナーを一から選定するにはその探し方をはじめ、課題の共有やデザインの検討など多くの時間と手間がかかります。本アワードでは、既に自社の強みや課題を伝え、それを踏まえた上でのデザイナーからの提案とダイレクトに出会えるため、マッチング後はすぐに課題に対しての具体的な打ち合わせに進むことができました。このスピード感が大きな魅力だと感じました。
[株式会社研恒社代表取締役神崎太一郎氏]
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【2021年度スケジュール】

・企業からのテーマ募集期間4月14日(水)〜6月25日(金)
・テーマ審査期間:7月上旬
・テーマ発表:9月上旬
・デザイナーからの提案募集:9月上旬〜10月下旬
・提案審査(一次、二次):11月中旬〜下旬
・テーマ賞(マッチング)発表:2022年1月
・最終審査・表彰式:2022年2月
※上記スケジュールは変更になる場合があります。


【2021年度東京ビジネスデザインアワード・企業応募概要】
■応募資格
東京都内の中小企業または個人事業主

■賞・賞金(応募技術、素材がテーマとして選出された後、デザイナー提案とのマッチングを経て最終審査会にて決定)
・最優秀賞1件副賞:賞金100万円(企業/デザイナー各50万円)
・優秀賞2件副賞:賞金20万円(企業/デザイナー各10万円)
・テーマ賞各テーマにつき1点※審査の結果「該当なし」となる場合があります。

■応募費用
無料(交通費、郵送費等参加に係る実費は応募者負担)

■募集期間
2021年4月14日(水) 〜6月25日(金)【当日消印有効】

■応募方法
ウェブサイトより募集要項・応募用紙をダウンロードし、必要事項記入および必要書類を添付の上東京ビジネスデザインアワード事務局に郵送してください。

○東京ビジネスデザインアワード事務局(公益財団法人日本デザイン振興会内)
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
TEL:03-6743-3777・E-mail:tokyo-design@jidp.or.jp

■主催:東京都
■企画・運営:公益財団法人日本デザイン振興会

東京ビジネスデザインアワードウェブサイト
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html



【テーマ募集に係る企業向け応募相談実施(オンライン)】
■日時:5月10日(月)〜6月18日(金) 10:00-12:00、13:00-17:00(1件当たり15分)
応募を検討される企業向けに、オンラインでの個別相談を随時実施します。ご希望の方は、事務局までタイトルに「オンライン相談希望」と明記の上、企業名/業種/ご担当者・参加者氏名/電話番号/メールアドレス/希望する日時を複数記入の上、事務局までメールでお
申し込みください。詳細はウェブサイトをご確認ください。
応募相談申し込み:tokyo-design@jidp.or.jp


「東京ビジネスデザインアワード」主な提案実現事例


これまでにマッチングした企業とデザイナーによる提案実現事例は20件以上。
販売商品が国内市場はもとより海外でも好評を博するなど、実績を重ねています。また、現在進行中のプロジェクトやマッチングをきっかけとした他プロジェクトでの協働事例も多数。
商品化の事例は、東京ビジネスデザインアワード公式ウェブサイトで公開しています。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

「FROM NOWHERE」2014年度最優秀賞・テーマ賞
カドミ光学工業株式会社[日野市]× 三浦秀彦、久保井武志[クラウドデザイン]
光学ガラスの特徴を生かした無宗教式にまつる「祈りの道具」。少子化や核家族化に伴って墓や仏壇を取り巻く環境が変わる中、現代のライフスタイルに合った新しい供養の様式を提案している。
http://www.fromnowhere.jp

「wemo」2016年度優秀賞・テーマ賞
株式会社コスモテック[立川市]×今井裕平、林雄三、木村美智子[kenma Inc.]
腕や手にペンで直接書く「手メモ」の問題解決としてウエアラブルメモを開発。看護現場でのリサーチをはじめ、農作業や高所作業、水産現場など、さまざまなシーンでの使用展開を提案しバンドタイプとシールタイプの2種類を発売した。日本文具大賞優秀賞受賞など大きな反響を呼び、メディア掲載も多数。バリエーションも増え、累計60万個を売り上げる大ヒットシリーズとして国内外で展開している。
https://www.wemo.tokyo/

「irodo」2017年度最優秀賞・テーマ賞
株式会社扶桑[葛飾区]× 榊原美歩[株式会社GoodTheWhat]
さまざまな生地素材にアイロンなしで貼れる転写技術を用い、ユーザーが気軽にDIYやリメイクに活用できるシート。熱源を使わないため、年齢を問わずに楽しめる。「生地をカスタマイズする」という今までにない新しい文化を発信している。
https://irodo.tokyo/

「tetote(テトテ)」2018年度優秀賞・テーマ賞
東洋工業株式会社[江東区] ×中村知美[LURA Design Studio]
キャンドル製造技術とアロマブレンド技術を生かした、定形郵便で送ることができるアロマキャンドル付きのメッセージカード。キャンドル文化を根付かせるために、灯りと香りを気軽に楽しむ新しいコミュニケーションの形を提案している。
https://te-to-te.tokyo/

「METALFACE」2018年度最優秀賞・テーマ賞
株式会社技光堂[板橋区]×今井裕平、林雄三、木村美智子、鈴木杏奈[kenma Inc.]
樹脂素材に金属調の特殊印刷を施す技術を多面的に生かした、ビジネスモデルの提案。次世代のプロダクトデザインの課題を解決する画期的な技術で、現在、IT プロダクト向けのインターフェイス「METALFACE」として、プロジェクトが進行中。
https://www.metalface.tokyo/

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