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「ジョン・コルトレーンが発した1音に、永遠を感じることがある。
これは本当に、たったひとりの日本人音楽家が
歩んだ軌跡なのだろうか?
全音楽キャリア、全作品をほぼ網羅したディスコグラフィーはもちろん、彼が如何に強い意志を携えて海を渡り続け、共鳴する才能と結びつき、その瞬間を魔術さながらに封じ込め、音楽の記憶として遺してきた軌跡。取材期間 3 年余、そのすべての過程を記した一冊がここに!三宅純を知ることは、未来への導きに繋がるのかもしれない。きっと。三宅ファンのみならず、すべての音楽ファン、芸術ファン必読の内容。日英バイリンガル仕様。
ヴィム・ヴェンダース、ジャン=ポール・グード、ハル・ウィルナー、リサ・パピノー、ヨセフ・シダー、レジス・ロワンサル、ナザレット・パナデロ、アンドレアス・アイゼンシュナイダー、ヨハン・クナイス、ヴァンサン・セガール、フィリップ・アヴリル、ヤン・スティーヴ、ペトラ・ゲルマン、スブリーム、日野皓正、大友克洋、菊池武夫、白井晃、蜷川実花、椎名林檎、青葉市子、寺門孝之、杉山恒太郎、おおたか静流、かの香織、花代、勝沼恭子、村川ジミー聡、渡辺等、伊丹雅博、タブゾンビ+社長 (SOIL&“PIMP”SESSIONS)、石川和男、渡辺秀文、松浦俊夫、青野賢一、上田久美子、ZAK、オノセイゲン、立川直樹、渡辺享、松山晋也、高橋健太郎、中西大輔、原雅明、芳賀孝信、宮崎恵子、三浦信(順不同)
■三宅純 プロフィール
ジャズをルーツに、異種交配の限りを尽くし、時代に欠落した音楽を作ることを目指して映画、CM、ダンス、舞台、ドキュメンタリーなど様々なジャンルの作品に楽曲を 提供してきた稀代の作曲家。ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、フィリップ・ドゥクフレ、オリヴァー・ストーンなど、世界の名だたるアーティストから賞賛を受け、主要な楽曲を提供した『ピナ/踊り続けるいのち』(ヴィム・ヴェンダース監督)では米アカデミー賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞を受賞、オリジナル・アルバム『Stolen from strangers』『Lost Memory Theatre act-1』『Lost Memory Theatre act-2』が3 作連続でドイツの音楽批評家大賞を受賞するなど、パリを拠点に世界的に活躍、2016 年8 月のリオ・オリンピック閉会式「東京プレゼンテーション」における、「君が代」の前代未聞のアレンジは日本中を驚嘆させた。近年手がけたサウンドトラックには、『9 人の翻訳家 囚われたベストセラー』、『嘘はフィクサーのはじまり』、『浮世の画家』、『人間失格:太宰治と3 人の女たち』、『雪国 -SNOW COUNTRY-』、そして舞台音楽には『FLYING SAPA』、『No.9―不滅の旋律―』、『サンソン(SANSON)−ルイ16 世の首を刎ねた男−』などがある。
タイトル:『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と 48 人の証言者たち』
発売日:2022 年 2 月末
仕様:A4 変判 248 頁 並製
発行:株式会社コラクソー
直取引代行:株式会社トランスビュー
本体:4,000 円(税別)
企画:三浦信
監修:三宅純
編集・制作:株式会社コラクソー
カバー・アート:ジャン=ポール・グード
カバー・グラフィックデザイン:ヤン・スティーヴ
本体アートディレクション・デザイン:高橋了
翻訳:トライベクトル株式会社
翻訳協力:三宅詩菜
日本語校閲:菅原海大
英語校閲:ベン・デイビス