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『MOMENTS / JUN MIYAKE』 三宅純と48人の証言者たち ロング・インタビューと証言で綴るひとりの音楽家の軌跡

6
2月

「ジョン・コルトレーンが発した1音に、永遠を感じることがある。
一瞬を永遠に変える魔術、それこそが僕の焦がれているものだ」(三宅純)

かつて三宅純がインタビューで残した言葉に触発され、TBS『情熱大陸』で明かされた彼の素顔をさらに深部まで掘り下げるべく、本人のロングインタビューを軸に、7 カ国 48 名から得た三宅純に関する証言の数々。ジャズマンとしてスタートし、作曲家として CM 音楽の帝王と呼ばれ、異種交配のスタイルを確立して欧州の音楽批評家大賞を連続受賞し、ギャラリー・ラファイエットのイメージキャラクターに起用され、ピナ・バウシュに愛され、リオ五輪で君が代を編曲し、世界各国のサウンドトラックを手がける。
http://colaxo.jp/moments/


これは本当に、たったひとりの日本人音楽家が
歩んだ軌跡なのだろうか?

全音楽キャリア、全作品をほぼ網羅したディスコグラフィーはもちろん、彼が如何に強い意志を携えて海を渡り続け、共鳴する才能と結びつき、その瞬間を魔術さながらに封じ込め、音楽の記憶として遺してきた軌跡。取材期間 3 年余、そのすべての過程を記した一冊がここに!三宅純を知ることは、未来への導きに繋がるのかもしれない。きっと。三宅ファンのみならず、すべての音楽ファン、芸術ファン必読の内容。日英バイリンガル仕様。



ヴィム・ヴェンダース、ジャン=ポール・グード、ハル・ウィルナー、リサ・パピノー、ヨセフ・シダー、レジス・ロワンサル、ナザレット・パナデロ、アンドレアス・アイゼンシュナイダー、ヨハン・クナイス、ヴァンサン・セガール、フィリップ・アヴリル、ヤン・スティーヴ、ペトラ・ゲルマン、スブリーム、日野皓正、大友克洋、菊池武夫、白井晃、蜷川実花、椎名林檎、青葉市子、寺門孝之、杉山恒太郎、おおたか静流、かの香織、花代、勝沼恭子、村川ジミー聡、渡辺等、伊丹雅博、タブゾンビ+社長 (SOIL&“PIMP”SESSIONS)、石川和男、渡辺秀文、松浦俊夫、青野賢一、上田久美子、ZAK、オノセイゲン、立川直樹、渡辺享、松山晋也、高橋健太郎、中西大輔、原雅明、芳賀孝信、宮崎恵子、三浦信(順不同)


■三宅純 プロフィール

ジャズをルーツに、異種交配の限りを尽くし、時代に欠落した音楽を作ることを目指して映画、CM、ダンス、舞台、ドキュメンタリーなど様々なジャンルの作品に楽曲を 提供してきた稀代の作曲家。ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、フィリップ・ドゥクフレ、オリヴァー・ストーンなど、世界の名だたるアーティストから賞賛を受け、主要な楽曲を提供した『ピナ/踊り続けるいのち』(ヴィム・ヴェンダース監督)では米アカデミー賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞を受賞、オリジナル・アルバム『Stolen from strangers』『Lost Memory Theatre act-1』『Lost Memory Theatre act-2』が3 作連続でドイツの音楽批評家大賞を受賞するなど、パリを拠点に世界的に活躍、2016 年8 月のリオ・オリンピック閉会式「東京プレゼンテーション」における、「君が代」の前代未聞のアレンジは日本中を驚嘆させた。近年手がけたサウンドトラックには、『9 人の翻訳家 囚われたベストセラー』、『嘘はフィクサーのはじまり』、『浮世の画家』、『人間失格:太宰治と3 人の女たち』、『雪国 -SNOW COUNTRY-』、そして舞台音楽には『FLYING SAPA』、『No.9―不滅の旋律―』、『サンソン(SANSON)−ルイ16 世の首を刎ねた男−』などがある。


タイトル:『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と 48 人の証言者たち』
発売日:2022 年 2 月末
仕様:A4 変判 248 頁 並製
発行:株式会社コラクソー
直取引代行:株式会社トランスビュー
本体:4,000 円(税別)


企画:三浦信
監修:三宅純
編集・制作:株式会社コラクソー
カバー・アート:ジャン=ポール・グード
カバー・グラフィックデザイン:ヤン・スティーヴ
本体アートディレクション・デザイン:高橋了
翻訳:トライベクトル株式会社
翻訳協力:三宅詩菜
日本語校閲:菅原海大
英語校閲:ベン・デイビス

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