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Charles Munka “Tameshigaki (entre les lignes)”展

19
9月

会期:2023年9月23日(土)−(*終了日未定)
   open. 11:30 – 19:00(*水休)
場所:猫屋町ビルヂング2F
   広島県広島市中区猫屋町8-17

世界中の試し書きをアートに昇華するフランス人アーティスト、シャルル・ムンカ
今夏、東京展で高い注目を集めた「Tameshigaki」シリーズの新作を公開
9/23グランドオープンを迎える猫屋町ビルヂングのこけら落としにて

この度、INS Studio(東京)は、9月23 日(土)より猫屋町ビルヂング2F(広島)にて、Charles Munka(シャルル・ムンカ)の個展「Tameshigaki (entre les lignes)」を開催いたします。ムンカは、フランス・リヨン生まれ。2000年にフランスを離れ、東京、上海、香港を経て、2018年から新潟県佐渡市を拠点に制作を続けているアーティストです。

ムンカは世界各国を旅しながら、20年以上に渡り文具店で見かける「試し書き用紙」を蒐集し続けてきました。ペンや鉛筆などの「試し書き」として他人が残した線、文字や記号、絵などのモチーフをサンプリング、リミッ クスすることで新たに組み上げた作品シリーズ「Tameshigaki」を制作しています。本展では、今夏、東京のINS Studioとザ・コンランショップ 代官山店での同時発表で話題となり、高い注目を集めた、本シリーズの新作を初公開致します。

あるとき、当時活動をしていた香港で、具体のメンバーとして活動した画家の堀尾貞治(1939‒2018)の「あたりまえの日常生活と美術活動を共鳴させる姿勢」に触発されたムンカは、オイルスティックを求めて、街に数軒しかない画材店を探すのではなく、文具を画材に使うという考えに至ります。画材店よりも数多く身近に存在する事務用品店に足を運ぶようになったムンカは、タイプライター用のカーボン紙を用いて、路上で拓本をとり、作品の制作を行うようになりました。これ以降、日常や身の回りの取るに足らないことを創作テーマとする姿勢は、自身のスタイルとして徐々に定着していきます。その後、佐渡に移住したムンカは、これまで拓本を通して向き合ってきたトレース表現を軸に試みを続けます。そして、他人が残した、絶対に捨てられてしまうであろう判別不能な印である「試し書き」の存在に着目し、実在の場所に根ざしながらも、全く別の世界を描く「Tameshigaki」として作品を成立させます。

サブタイトルの “entre les lignes”とは 英語で“between the lines”、すなわち「線と線の間」を指しています。 匿名の試し書き上にある「間」に思いを馳せた、最新のペインティングからなるムンカの新作個展に、ぜひご注目いただけますと幸いです。
【展覧会概要】
展覧会名: Charles Munka “Tameshigaki (entre les lignes)”
会期: 2023年9月23日(土)− (*終了日未定)
時間: 11:30 – 19:00(水休)
会場: 猫屋町ビルヂング2F(広島県広島市中区猫屋町8−17)
交通: 広島電鉄6番系統 土橋駅から徒歩2分
URL: www.nekoya-cho.jp
企画: INS Studio、etc.inc



【プロフィール】
Charles Munka | シャルル・ムンカ  
フランス南東部・リヨン生まれ。佐渡島を拠点に、東京、香港、ソウル、チューリッヒ、ロサンゼルス等、国内外で精力的に作品を発表。 絵画、ドローイング、コラージュなどのメディアを横断した独特のスタイルで、抽象表現主義から日本の漫画まで、幅広い影響を受けながら、イメージの流用に関わる大衆文化の美学の追求を続ける。
ギー・ドゥボールが提唱する「漂流」の理論を元にした作品は、周囲の建築や地形の美学から、観る者を無意識のうちに体験へ、風景を巡る無計画な旅へといざなう。最終的な体験はアートワークであり、アーティストが旅先で収集した情報を表している。その作品の鮮やかで色彩豊かな断片は、ポストモダンのアジア都市の驚きと混沌を暗示し、漫画の人物、アジアのキャラクター、看板、ギリシャのシンボルが並置され、ムンカを主人公とする壮大な物語に融合する。
www.instagram.com/charlesmunka

<主な個展>
2023 “Tameshigaki (lignes de vies)”(INS Studio、東京/ザ・コンランショップ 代官山店、東京)
2022 “GAPS IN COVERAGE”(Taachi、新潟)
2021 “GHOST LINKS”(Nakatani House、石川)
2020 “RIKEN NO KEN / ADRIFT” (羽黒神社、新潟)
2019 “AKITSU PAINTINGS”(Space Union Gallery、ソウル)
2018 “LINGUA FRANCA”(Institut Francais du Japon、東京)
2016 “HAWALA”(Galerie Clemens Gunzer、チューリッヒ)
2015 “ALTERNATE TAKES (II)” (Above Second、香港)
2014 “SCAVI”(Galerie Clemens Gunzer、チューリッヒ)
2010 “DOUBLE KNOCK OUT”(HVW8 gallery、ロサンゼルス)

<主なグループ展>
2020 “HYPER SALON VOL. 2"(UART space gallery 、ソウル)
2017 “WORKS FROM THE BECH RISVIG COLLECTION” (Huset for kunst og design、ホルステブロ)
2017 “FRANCE / JAPAN SYNERGY”(Bunkamura gallery、東京)
2013 “SURFACE TENSION” (Cat Street gallery、香港)
2012 “NEW EXCHANGE”(HVW8 Gallery、ロサンゼルス)

猫屋町ビルヂング
猫屋町ビルヂング(広島県広島市中区猫屋町)は「食べる、働く、ととのう」が楽しめるスモールコンプレックス(複合施設)です。
1Fには美味しいが集結する飲食フロアー。3つの飲食店に加えクラフトアイスクリーム「yacone」も出店。2Fにはアートの展示やライブ、ポップアップなどが開催可能なギャラリースペース。3F は建築設計事務所サポーズデザインオフィスの本社とコワーキングからなるオフィススペース。5Fには空を見ながら”ととのう”半屋外サウナ「Hiki」を併設。RFのルーフトップでは “完成しない庭” として街と自然が心地よく共存する小さな森を育てます。
谷尻誠、吉田愛が率いる、東京・広島を拠点に幅広いプロジェクトを手掛ける建築設計事務所、サポーズデザインオフィス。「理想の仕事場を地元広島に作りたい」という思いから、自ら企画設計、運営までを行います。

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