約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらに、2022年までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か、
そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。
■公式HP:
https://mingei-kurashi.exhibit.jp/
【開催概要】
■展覧会名:「民藝 MINGEI—美は暮らしのなかにある」
■会 期:2024年4月24日(水)〜6月30日(日)
■開場時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
■休館日:月曜日
■会 場:世田谷美術館(〒157- 0075 世田谷区砧公園1-2)
■主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、東映
■後援:世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
■協賛:TOPPAN
■特別協力:日本民藝館
■協力:静岡市立芹沢銈介美術館、カトーレック
■監修:森谷美保(美術史家)
■監修協力:濱田琢司(関西学院大学文学部 教授)
■お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)