世界の総人口約80億人のうち、一生の間に接点をもつ他者は、その0.000375%の3 万人であると言われています。この地球上の見知らぬ人々を想像すると、この身体では認知できないほど遥か大きなスケールで存在していることを実感します。本展では、身体の複数性をテーマに、身体を起点とした表現を追求する3名のアーティスト、敷地理、庄司朝美、マリオン・パケットを紹介します。他者との関係性をとおして変容していく身体や、ヴァーチャル空間における身体の複数化、社会というひとつの集合的身体など、さまざまな観点から現代における身体のあり様やその可能性を考察します。
※「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」は、 トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)のプログラム参加経験者を中心に、今注目すべき活動を行う作家を紹介する企画展です。
太古の昔から人間は、動物をえがく/動物とえがく/動物でえがく、といった表現を続けてきました。本企画は、絵に描くだけはでない、詩や音楽や、演劇、踊りをも包括した〈動物をえがく〉ことについて、人類学・芸術学・生物学・比較文学の研究者たちが世界をフィールドにおこなった調査や、アーティストたちの思索をたどりながら「動物と人とのあいだ」の回路をひらく展覧会です。
私たちはなぜこんなにも動物に惹かれ、憧れるのでしょうか。本物に遭ったら怖いけれど、クマのぬいぐるみは大切な友だち。半人半獣のモンスターゲームに自分を重ね、ミツバチの羽音から音楽を生み、遠洋のクジラの一生を想う……。動物は人間の情動やイマジネーションの源泉であり、動物と人間のあいだには数多の神話や寓話が生まれ、その物語の続きに私たちは暮らしています。かたや多くの人々は、狩猟採集の生活から離れ、人間が中心/頂点であると考え、自らの生きる環境をも壊す事態を引き起こしています。
今こそ人間は「動物の一部(一員)である私たち」という感覚を取り戻し、他の動物たちと交歓する必要があるのではないか—。本展では、その問いのもとに、アーティストたちが制作した絵画やインスタレーション作品、研究者たちが調査地で採集した資料、映像などを展示し、そのまじわりの様相や可能性を体感していただきます。また会期中にトークイベントやワークショップも開催し、動物と人とのあいだに起こる身体的・精神的変化も考察します。
デザインノートPremium『前田高志の全仕事 デザインの攻略本』刊行記念トークイベント「SNS時代のデザイナーの幸せな働き方」を2/14(金)18:30-文喫六本木にて開催いたします!
オンライン配信もありますので、この機会にぜひご参加ください!
詳細はこちら→https://masu-bunkitsu20250214.peatix.com
3年目となるふくしデザインゼミ。東京世田谷、長崎諫早、福島いわきの全国3地域に散らばり、現地の社会福祉法人・医療法人を舞台に、フィールドワーク、ディスカッションを積み重ねながら、「ふくしをひらくデザイン」の実践を続けてきました。
今回の公開プレゼンテーションでは、3つのゼミに所属する学生たちのデザインプランを会場に集まったみなさんにお披露目します。ふくしはどのようにひらかれ、そこからどう広がりを見せるのか。西本千尋さん、中田一会さん、二人のゲストとともに、ぜひ会場で見守ってください。
今年で9回目を迎えるTOKASの企画公募プログラム「OPEN SITE」は、あらゆる表現活動が集まるアート・プラットフォームとして、展示、パフォーマンス、トークイベントなど、多岐にわたる企画を開催します。
11/23(土・祝)から始まるPart 1では、展示部門のハビエル・ゴンザレス・ペッシェ、COM_COURSE、dot部門のそこからなにがみえる、TOKAS推奨プログラムの柄澤健介による企画を実施します。
会期:2024年11月23日(土・祝) - 2024年12月22日(日)
休館日:月曜日
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2024/20241123-7335.html
金網と紙で作る家のかたち。
小さくなった時に残るものと消えてしまうもの。
あるいは、見慣れないカタチがもたらす違和感。
それらを見つけるための日々の試み。
◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年12月10日(火)〜12月22日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)
冬ならではの音、匂い、光、花々、空気。
季節の贈りものを描く作品展。イラストレーションを展示。
◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年12月3日(火)〜12月8日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)
"とらえるチカラ"、"表現するチカラ"を短期間で身に付ける!
人気コミックアーティストが教える、印象に残る人物ドローイングの描き方
見たとおりを"そのまま"描くだけでは、印象に残る作品にはなりません。
シンプルな短時間のドローイングで、魅力的なドローイングの秘訣を身に付けましょう。クイックドローイングで磨いたスキルは、どんな作品も輝かせます!
《推薦の言葉》=====
みんな、ケイガンのドローイングの上手さには嫉妬しているのよね。この本があれば、ケイガンの秘密をいくらか盗めるはず!
−Yuko Shimizu/NY在住 イラストレーター
生命をとらえることに少しでも興味があれば、この本に感謝するはずだ。
−Duncan Fegredo/コミックアーティスト、イラストレーター
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−描く前の準備にはじまり、1つずつ、観点を増やしていきます。
−明快な説明と豊富な作例から、方法(How)に加えてその理由(Why)がわかります。
−著者の"思考プロセス"が明かされています。
−「よくある失敗例」も多数掲載。
デザインノート ON THE WEB編集部
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