デザインノートPremium『デザインと配色』

定価:2,000円+税
ISBN:978-4416525043
2025年7月15日発売

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デザインにおいて色使いは視覚的な魅力だけでなく、ブランドの認識や価値をかたちづくる重要なファクターだ。最適な配色を選択することで、表現の深さや説得力が格段に上がる。特にWebやスマホのインターフェイス(UI、UX)において、ユーザー体験やブランド認知にも大きな影響を与える。また、色づかいは、視認性とも大きな関係があり、広告やブランドロゴ、Webサイトにおいて統一感を持たせるなど、配色には十分な計画と配慮が必要となる。今号の特集では、従来のグラフィックデザインはもちろん、デジタルインターフェイスまで、トップクリエイターの色づかいのテクニックを紹介していく。

■CONTENTS
生活空間の中で「色」を捉え、
一貫したブランドイメージを構築する
佐藤可士和(SAMURAI)

頭に描くカラーパレットを具現化するために、
多彩なプロフェッショナルとともに創り上げる
吉田ユニ

「偶然性のある配色」を楽しみながら、
デジタルと感性の間でバランスを探る
木村浩康(Rhizomatiks / Flowplateaux)

光の反射や手触りまで含めた色の見え方を
どこまで想像できるかが大切
内田喜基(cosmos)

ものごとのつながりを考えて、
その関係性の中に色のあり様を探る
三澤 遥(NIPPON DESIGN CENTER / Misawa Design Institute)

理性と感性を行き来し、
情報と情感を届ける色のデザイン
矢後直規(SIX)

色彩のルールをハックし、
独自の色彩世界を構築する
佐々木 俊(AYOND)

色は、コンテンツを素早く正確に
伝えるための「機能」
枌谷 力(baigie)

夏の美術学校特集2025

Professional CREATORS GALLERY
クリエイターズ・バリュー クリエイター37組の仕事

Creator in the Spotlight
伊藤 岳(ANREAL STUDIO)

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およそ1300年もの間、静かにそびえ立つ正倉院正倉。その姿を間近に肌で感じた。
内部に足を踏み入れ、その歳月を支え続けてきた数多の柱や礎石に、心が震えた。
悠久の時に思いを馳せると、貴重な宝物を守り続けてきた光景が胸に浮かんだ。
正倉院は、東を向いている。
創建の昔より変わることなく、西に太陽が沈むころ、東の空からは満月が昇る。
2025年の初め、月の昇る方角から正倉院へ向けて光を投じてみた。
すると、校倉が鋭く浮かび上がり、影は漆黒の闇の中へ静かに沈み込んでいった。
その鮮明な明暗は、時を超えて新たな表情をもたらした。
かつて人々も、月光に浮かび上がるその姿をこうして静かに仰ぎ見ていたのかもしれない。
ーーーー瀧本幹也

書名|『正倉院』
著者|瀧本幹也 寄稿|藤森照信(建築史家) 
デザイン|原研哉 中村晋平(日本デザインセンター 原デザイン研究所) 
編集|森かおる(青幻舎)
判型| A4変形 / 上製本 ページ数|88頁(うち両観音8P×6)  
定価| 13,200円(本体12,000円)
ISBN|978-4-911557-00-6C0072  発行所|MTGallery.Inc

およそ1300年ものあいだ貴重な宝物を守り続けてきた正倉院。
暗闇の中に浮かび上がる堂々たるその姿をとらえた珠玉の作品群を一挙掲載。
A4変形/上製本/クロス装/ 88ページ(6か所の両観音ページ含む)/ モノクロトリプルトーン印刷

▼▼予約・購入▼▼
https://mtgallery.jp

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世界の総人口約80億人のうち、一生の間に接点をもつ他者は、その0.000375%の3 万人であると言われています。この地球上の見知らぬ人々を想像すると、この身体では認知できないほど遥か大きなスケールで存在していることを実感します。本展では、身体の複数性をテーマに、身体を起点とした表現を追求する3名のアーティスト、敷地理、庄司朝美、マリオン・パケットを紹介します。他者との関係性をとおして変容していく身体や、ヴァーチャル空間における身体の複数化、社会というひとつの集合的身体など、さまざまな観点から現代における身体のあり様やその可能性を考察します。

※「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」は、 トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)のプログラム参加経験者を中心に、今注目すべき活動を行う作家を紹介する企画展です。

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太古の昔から人間は、動物をえがく/動物とえがく/動物でえがく、といった表現を続けてきました。本企画は、絵に描くだけはでない、詩や音楽や、演劇、踊りをも包括した〈動物をえがく〉ことについて、人類学・芸術学・生物学・比較文学の研究者たちが世界をフィールドにおこなった調査や、アーティストたちの思索をたどりながら「動物と人とのあいだ」の回路をひらく展覧会です。

私たちはなぜこんなにも動物に惹かれ、憧れるのでしょうか。本物に遭ったら怖いけれど、クマのぬいぐるみは大切な友だち。半人半獣のモンスターゲームに自分を重ね、ミツバチの羽音から音楽を生み、遠洋のクジラの一生を想う……。動物は人間の情動やイマジネーションの源泉であり、動物と人間のあいだには数多の神話や寓話が生まれ、その物語の続きに私たちは暮らしています。かたや多くの人々は、狩猟採集の生活から離れ、人間が中心/頂点であると考え、自らの生きる環境をも壊す事態を引き起こしています。

今こそ人間は「動物の一部(一員)である私たち」という感覚を取り戻し、他の動物たちと交歓する必要があるのではないか—。本展では、その問いのもとに、アーティストたちが制作した絵画やインスタレーション作品、研究者たちが調査地で採集した資料、映像などを展示し、そのまじわりの様相や可能性を体感していただきます。また会期中にトークイベントやワークショップも開催し、動物と人とのあいだに起こる身体的・精神的変化も考察します。

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デザインノートPremium『前田高志の全仕事 デザインの攻略本』刊行記念トークイベント「SNS時代のデザイナーの幸せな働き方」を2/14(金)18:30-文喫六本木にて開催いたします!
オンライン配信もありますので、この機会にぜひご参加ください!
詳細はこちら→https://masu-bunkitsu20250214.peatix.com

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3年目となるふくしデザインゼミ。東京世田谷、長崎諫早、福島いわきの全国3地域に散らばり、現地の社会福祉法人・医療法人を舞台に、フィールドワーク、ディスカッションを積み重ねながら、「ふくしをひらくデザイン」の実践を続けてきました。

今回の公開プレゼンテーションでは、3つのゼミに所属する学生たちのデザインプランを会場に集まったみなさんにお披露目します。ふくしはどのようにひらかれ、そこからどう広がりを見せるのか。西本千尋さん、中田一会さん、二人のゲストとともに、ぜひ会場で見守ってください。

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今年で9回目を迎えるTOKASの企画公募プログラム「OPEN SITE」は、あらゆる表現活動が集まるアート・プラットフォームとして、展示、パフォーマンス、トークイベントなど、多岐にわたる企画を開催します。

11/23(土・祝)から始まるPart 1では、展示部門のハビエル・ゴンザレス・ペッシェ、COM_COURSE、dot部門のそこからなにがみえる、TOKAS推奨プログラムの柄澤健介による企画を実施します。

会期:2024年11月23日(土・祝) - 2024年12月22日(日)
休館日:月曜日
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2024/20241123-7335.html

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金網と紙で作る家のかたち。
小さくなった時に残るものと消えてしまうもの。
あるいは、見慣れないカタチがもたらす違和感。
それらを見つけるための日々の試み。


◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年12月10日(火)〜12月22日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)

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冬ならではの音、匂い、光、花々、空気。
季節の贈りものを描く作品展。イラストレーションを展示。

◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年12月3日(火)〜12月8日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)

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